機械式の時計はどんなものでも、日差で時計の精度誤差が生じますし、人間が手作りで組み立てるものなので100%と言うことはありません。
日本堂の場合は、まず入荷したら

1)商品外観を傷や埃などチェック、ベゼル付きの時計はベゼルを回しますしメタルブレスの際はバックル操作性
2)操作具合、この時にリューズでの巻上げ(手で巻き上げた際に違和感がある時計もあります、お陰様で数十年と私は多くの経験を積んでいるので巻き上がるけど違和感みたいな物が分かります)、カレンダーの変更時期(12時近辺で変わるのか?)、リューズを引き上げる際の違和感、GMTやクロノグラフの時計はクロノグラフを実際に動かし針の動きを確認します。
※ 基本メーカーでも確認してますが、輸送中など見えない衝撃が加わる可能性がありますので店頭で動作確認します。
3)精度チェック、機械式(自動巻き、手巻き)時計はどんなに高価な時計でも日差での精度誤差が生じます。

↑ 最近入荷したばかりの「BALL マーベライトブライトパス タイガーズアイ」で計測してます。
簡易的なビブログラフですが、私は修理や調整を行いませんのでこれぐらいの機械です(もっと高価なエキスパート系は私には勿体ないです)
使い方は簡単で、
リューズを40~50回ぐらい巻き上げて時計を載せるだけ(ねじ込み式リューズの時計はネジロックを外して)
画像は平置き(文字盤上にした状態)でまずは計測します。 その後3時下(リューズを下側にした状態)で測定。
※ この時にクロノメーター品は規格の精度内に入っているか? クロノメーター基準では無い時計でもメーカーの基準の精度内に入っているか? そして振り角、ビート、振動数を確認します(SEIKOはムーブメントの種類で精度基準がぜんぜん違います)

↑ 今の状態では日差+2~3秒くらいで安定しております(バッチリOKです)
機器式の時計は姿勢差により、精度が変わります。実際に腕に着けて試すことはできないのでこうやって機械で一番お客様が使っている状態での検査をしております。
4)電波時計で時刻を合わせて、平置きの状態で約1日程度の精度を見ます(ワインダーには入れません)、パワーリザーブの確認も出来ます。
メーカー、日本代理店で検品しているのにあえて当店でも検査している理由は、やはり私が納得できるか? お客様に納品して安心できるか? が理由です。
メーカー問わず新品の時計でも当店基準に収まらない時計は年間に数本はありますので、その際は再度メーカーに交換または再調整して頂いております。
メーカー、代理店、当店と3重のチェックをしてから日本堂では時計を販売しております。
※ 商品には透明の保護テープ処理も行います。
量販店や他のお店ではやってないことも日本堂はやっております。自分のこだわりです。
「臨時休業のお知らせ」
1月15日(木) は国際宝飾展IJT に社員で行くために臨時休業させて頂きます。
