最近よく間違われている方が多いので時計のいろいろな種類に付きまして説明させて頂きます。
今回はもっともメージャーなクォーツ式に付きまして細かに類別させて頂きます。
- クォーツ式とは(1年~数年間駆動し続け)電池交換を必要とするものです。
- ソーラー時計とは(ソーラーパネルで光を集めて内部電池に充電)電池交換が殆どいらないもの(内部電池は車などのバッテリーと同じで充電、放電を繰り返しますのでいつかは交換が必要です)
- 電波時計とは、時計自体が電波を受信して時刻やカレンダーを修正するもの(よくこの電波時計だと電池交換が要らない?と勘違いされる方が多いです)ただし弱点があり世界中でも電波を発信している国は少なく日本、北米、中国、ドイツ、イギリスのみとなります(各国それぞれ周波数が違いモデルによってはその国でしか使えないモデルもあります)
- ソーラー電波とは、光で内部電池に充電し、電波を受信して時刻やカレンダーを修正するものです(最近はSEIKOやカシオ、シチズンなど国産時計はソーラー電波の時計が増えております)
- GPS時計とは、屋外で複数のGPS衛星から位置情報と時刻情報を取得し、地球上の様々な場所でも正しい時刻を表示する時計です(セイコーアストロンはGPSソーラー時計ですのでGPSで時刻を受信して、文字盤のパネルで光を集めて内部電池に充電して動きます) GPSは屋内では受信し難い特徴があります。
- GPSハイブリット電波ソーラー時計とは、名前の通りでGPSの衛星電波受信+標準電波受信の組み合わせたモデルとなります。GPS時計の弱点を克服していますが電波時計でもマンションや鉄筋の建物などの屋内は電波を受信することが出来ない場合があります。
上記はいずれもクォーツ式の駆動方式で電池又は内部電池を動力にして動く時計たちです。クォーツ時計はもともと精度が非常に良く、殆どの時計は一日に1秒も狂わないのが特徴です(よく説明書などみると月差±15秒とか書いてあると思います。これは1か月での時刻制度なので機械式に比べれば非常に精度が優れているのが特徴です)
また価格も非常にお値打ちの数百円~数十万、数百万円といろいろありますが比較的に超高額品時計は少ないです。
※クォーツ式の時計では数十万~超高額時計に付きましては、時計の内部の機械よりも外観の宝石や貴金属などがついているので値段が上がるものがほとんどです。