正規販売店の時計屋さんで購入するのはなぜ?
自動巻きや手巻きなどの機械式時計に関わらず、クォーツ式(電池式やソーラー式)時計でもオーバーホール(OH)が必要な事は知らない人も多いと思います。
時計を購入する際には、普通のお店ではある程度の使用説明をして購入されると思いますが、何にも説明無く購入されたり、海外購入などでは上手くコミュニケーションが伝わらない為にしっかりと説明がされないこともよくあります(海外は特に自己責任ですよね)。
ですので説明が伝わってない以上は間違った取扱をしてしまったり、壊れたり、調子が悪くなる確率は上がります(取扱説明書をしっかりと読んで理解出来る方は良いと思いますが、時計に全く知識も無い人が説明書を読んでも一回で理解出来る方は少ないと思います)また保証期間があっても間違った取り扱いでは無償修理もできない可能性もあります。
これもよくあることですが、平行輸入商品などはメーカー保証が無かったり(期限切れや保証書の不備など)、OHや修理金額が高くなることも知らない人が大勢見えます。
せっかく安く手に入れても大事な時計が修理できなかったり、また修理出来ても金額が高くなったりします(例えばSinnの103B SA AUTOのクロノグラフ時計は正規品は35,000円+TAXなのですが、平行輸入商品は68,000円+TAXとおよそ倍近く高いです。それが定期的なOHの金額ですので、何回もOHすればもう1本新しい時計が買えてしまうぐらいの差が付く事もあります。またメーカーによっては正規品以外修理を受け付けないメーカーもあります)
正規販売店では購入すれば必ず知らないことは教えてくれますし、メーカー保証も絶対付きますので安心できますよね!(後々に何かと頼りになります)
せっかく高い時計を購入するのであればちゃんとした正規品をお勧めしたいと思います。
次回は「なぜメーカー修理に出すのか?」編をお届けしますね^^