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耐磁時計につきまして

投稿日: 2014年9月7日

カテゴリー: 超ひとりごと

タグ:

今日は珍しくまじめな時計の話をしますね!

皆さんもご存知の通り、時計の大敵といえば磁気です。磁気製品は身の回りの物に多く存在しております(携帯電話やイヤホン、タブレット、パソコン、ハンドバックなどの金具、IH調理器、健康磁気製品など沢山あります)

色々なメーカーより磁気に強い時計が販売されておりますが、どのくらい強いのか?どの時計が一番強いのか?気になりますよね!

ここで私なり(簡単に)の意見も踏まえて説明させて頂きます(あくまでも参考にして頂ければと思います)

たとえば日本のJIS規格では2種類の耐磁表記があります。

1種は4800A/m、2種は16,000A/m となり1種以上の耐磁性能を誇るものは一般的に耐磁性能がある時計と言われます(JISの耐磁時計の表記のない物でも1600A/m程度あるものが多いですしドイツの工業規格(DIN)も基準では4800A/mまでの保護が求められます)

でも4800A/mてどんな単位?日常では使わない単位ですのでイマイチこれも分かり難いと思います。

よく磁石に使われる単位ではガウスという表記を目にしたことがあると思いますが、この4800A/mを単純にガウスにすると60ガウス程度となります。ですので1種の耐磁時計では60ガウスぐらい、2種は200ガウスぐらいまでの耐磁性能があると考えられます。

今度は200ガウスとはどのくらい?と思いますよね!身の回りの物で例えると、携帯電話や携帯ラジオなどが大体150~200ガウス程度だと思って頂ければ分かりやすいと思います。ですので1種、2種の耐磁時計では携帯電話ぐらいのスピーカーやマイクでも運が悪い(密着状態など)と磁気帯してしまう可能性があります(磁気の強さは距離の2乗に反比例しますので磁気を発する製品から時計を離すことにより影響は小さくなりますので5センチぐらい離せばまず問題ありませんのでご安心ください)

※ ただしIH調理器は交流磁気で格段に強い磁気を発しますので、5センチ程度離したぐらいでは磁気を帯びる可能性がある為に、IH調理器での料理の際には時計を外したほうが無難と私は思います。

長くなりましたので一度この授業は終了します^^ (上記の説明で大まかに合っていると思いますがあくまでもご参考までにしてください)

次回 「じゃあ最強耐磁時計はなに?」でお会いしましょう(笑)

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