当店では腕時計の検品をこのようにしています
機械式の時計が当店に入荷すると基本必ず検品します。
まずは
① 外観(これはもうほとんどOK、20年以上前は意外とここで引っかかる時計もありました)
そして
② リューズの操作感(手巻きしたり、ローターの動きを観たり、こればかりは経験上の判断となります)、クロノグラフのボタンを押したときの動作感、ベゼルの動きなど
③ 精度(メーカー基準値内で動いているか)
※ クロノメーターの時計とそうでない時計ではもちろん基準が変わります。
④ 店頭に並べる前に、時計のラッピング
保護テープを着けて店頭に並べます。
輸入時計は大体、日本代理店がチェックしてから我々販売店に送られてきますが、それでも年に何本かはもう一度メーカーに出して再調整して頂く場合もありました。(20年以上前は、それこそ時計ブランドによって約3%近く当店のチェックに引っかかることがありましたが、ここ数年はほとんどなくなりました)
他のお店ではOKと言われる状態でも、日本堂では店頭に並べることはできないと判断した時は今でもメーカー(日本代理店など)に戻して再調整して頂いております(個人的に気になる場合はその旨メーカーに伝えて)
※ もちろんどんなに検品しても、見つからない症状(使わないと判らない、ある一定の状態でないと現れない症状)や、納品後でも何か衝撃や磁気帯びなど目に見えないことがあります。
それに対応するために正規メーカー保証がありますので、やはり安心して使えると正規品は安心です。