ドイツから戻りました レポート2
今回のメイン
Sinnの新社屋のファクトリーツアーの始まりです。
一番最初の画像の1Fの大きなホールにはなぜか?壺?みたいなものが吊るされております。
右側2枚の画像は刻印機 になります。
真ん中の刻印機で字をなぞると、3枚目の画像の奥にある小さな裏蓋やローターなどに刻印できるようです。
次は何度もSinnにお邪魔してる時に拝見したものですが、ハイドロのシリコンオイル注入機となります(もうご存知の方も多いと思いますが2枚目の画像ではシリコンオイルが充てんされている時計とされていない時計の見え方です。右側は完全にガラスと文字盤内の空気が反射して時計内部が見えませんよね!)
一つの時計を注入するのに90分ほど時間がかかります(時計内部を真空状態にして、ゆっくりゆっくりシリコンオイルを注入します。早く入れてしまうと気泡が出やすく失敗の可能性が高くるそうです)
今回はシリコンオイルを手で触る機会がありましたのでもちろん触らせて頂きました。
「えっ こんなに サラサラ」驚くほどサラサラでした。
もっとシリコンオイルが粘性の高い物だと思っていたのに意外な感触です。
こんなに分厚いサファイアガラスを使用しておりますが、ぜんぜん厚くみえませんよね!
ETAのクォーツムーブメントです。
※ ETAムーブメントにはかなりのグレード(種類)があり、安いムーブメントをハイドロモデルに入れると、壊れたり割れてしまうことがあるそうです(金額は言われませんでしたがSinnが使っているのはかなり高級なクォーツムーブメントらしいです)
UXのケースにシリコンオイルを入れれば10,000メーター以上の防水性能を誇りますが、クォーツムーブメント自体がそこまで持たないそうですので5000m防水となっておりようです(これでも世界最高の防水時計ですので、他のメーカーには真似できませんよね)
そして今回説明してくれた彼の背中と腕に
HYDROの文字が、、、、分かりやすい(彼はハイドロ職人なんでしょう)
ちなみに他のスタッフにはこのロゴ入りを着て入る方は見えませんでした^^
続いては研磨職人さん
新品のケースやバンドを磨くのではなく、使用した後の物を磨くのでかなり熟練した技術が必要らしいです(時計1個1個に個体差があるので、彼はドイツではなくスイスでこの研磨の勉強をしたと言ってました。ドイツではこのような研磨を勉強するのは難しいそうです)
2枚目の画像で上側半分が磨いてあり、下側半分が磨いていないのがわかりますか?
一番上の画像はインターン生の勉強ルーム(かなり設備が整ってます)
のこりの画像はケースやバンドの仕上げで使われる研磨剤の説明で素材により研磨材を変えているようです。
長くなりましたので続きはまた次にUPしますね!
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私も欲しいパスポートケースです。