ソーラー電波時計の弱点?
最近では多くのモデルが販売されておりますソーラー電波時計、もちろん当店でも販売させて頂いておりますが、このソーラー電波時計の良くあるトラブルとしてここで簡単に説明させて頂きます。
「時間が合わない」「電波を受信できない(強制受信もできない)」「時計が止まって動かない」などこのような症状で当店に持ち込まれる時計が多いです。
「時計が止まって動かない」という症状の場合は何をしなければいけないのか?
ソーラーですので時計を動かす電力(内蔵電池)の充電が必要になります(ソーラーではなく電池の電波時計は電池交換)。止まっている場合はまずは晴天時、太陽の下で1日以上太陽の光に当ててください。よく「家庭の灯り、蛍光灯でも大丈夫?」とご質問頂きますが太陽光と室内の灯りではぜんぜん照度が違いますのでお勧めはやはり太陽光です(曇り空でも太陽光の方が充電できると思いますがもっと日数が必要です)
充電が完了したら時計は動きだします(セイコーの場合は秒針が2秒飛んで動く場合はまだ充電が完全ではありませんので引き続き1秒発信になるままで充電をしてから強制受信してください)
「時間が合わない」「電波受信できない」という症状の場合
時刻モードになっているか?(アラームモードやクロノグラフモード、ワールドタイムなど時刻以外のモードになってる可能性が多いです)
時計のホームタイムの設定があっているか?(殆どのソーラー電波時計はワールドタイム機能があり違う国の設定になっていることもあります)
針やカレンダーの基準位置があっているか?(磁気帯や衝撃などで基準位置が狂うと、電波受信しても時刻やカレンダーが狂ったまま表示します)
電波を受信できる場所に時計があるか?(マンションやビル、また周囲を高層の建物で囲まれ場所などでは電波が受信し難いことも多いです)
※ 電波時計は電池の時計を違い、ほとんどはリューズでの時刻操作ができません。このような状態になった時には購入店で再度時刻調整を行うことをお勧め致します。
もちろん当店でお買い上げ頂きました電波時計では保証期間が過ぎた後でもこのような店で調整出来るものは無料で調整いたします。(ただし残念ながら他店様で購入された時計を持ち込むお客様の場合は別途料金を頂くか場合によってはお断りすることもございますのでご了承ください)