Sinnのテギメントの実力 その2
前回の続きSinnの特殊技術 「テギメント」に付きまして説明させて頂きます。
↑の時計は私の愛用しております Sinn U1 です。もうかれこれ8~9年ぐらいなるのかな?(そろそろ2回目のOHの時期です)
この時計はまたまた特殊なUボートメタル(特殊鋼)を使用しております。ベゼルには説明させて頂いておりますテギメント加工が施しておりますので傷が殆どわからないと思います。これだけ長く使用しても全然傷が目立たない(たぶん私も肉眼で見る限りは付いてません)のは凄いですよね!
通常のステンレススチール(高級時計に良く使われる316)は 約200Hv
純チタンは 約130~200Hv
チタン合金(64チタン)は 約300Hv
1円玉(アルミ)は 約45Hv
10円玉(青銅)は 約130Hv
カッターナイフなどは 850Hv
高級時計や指輪などに良く使われる18金(K18)は 約120Hv (この数値を見ると金の時計は傷が付き易いのが分かりますね)
セラミック(種類があるので一概ではありませんが)は 約1500Hv~
上記はあくまでも参考程度のHVだと思って頂ければと思いますが、Sinnのテギメント加工を施したものはなんと1200Hv以上となります(これまた凄いですよね!)
(Hv=ビッカーズで硬度の単位です)
※ ちなみにテギメントされたケースやベゼルでも凹み傷(打痕キズ)は付きます。陶器やセラミックは凹み傷が付かない代わりに割れてしまいますよね!
時計のスリ傷が気になる方にはSinnの時計(テギメント加工が施されたもの)がお勧めです。
テギメントを施した時計はSinnの時計では沢山種類がありますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!