SEIKOからの隠されたサインだと思います(GPSではないアストロン)
SEIKOのアストロンと言えばここ数年GPSソーラーとして販売されてきたモデル(もちろん初代アストロンは世界初のクォーツ腕時計から受け継いだ名の付いたモデル)
セイコー以外にもシチズン、カシオなどもGPS(衛星)を使った時計が販売され、ここ数年で大きくなったソーラーGPS時計市場でした。
でも今回発売されるモデルでセイコーからの隠れたサインがありました。
なんと「アストロン」と言う名前でソーラー電波時計を発売するのです。
ケースサイズも41mm、厚さも10.6mm 重さはチタンで90g
価格は110,000円税込 今までのアストロンの価格ではなく、コストパフォーマンスのよい時計となりました。
今までソーラー電波時計はアストロンシリーズでは販売が無く、SEIKOでもそのほかのブランドでブライツやドルチェ、ルキアなどの名前で販売していたのです。
今回この価格帯でアストロンと言う名前で販売するということは、GPS市場の低迷が続き、ましてや高額化(開発費をかけても)になって「ユーザー様が付いてこないのでは?」と判断したのではないでしょうか?
どのメーカーのソーラーGPS時計でも、かなり大きなアンテナと非常に多くの電力を使ってしまいますのでどうしても大きな時計のケース、厚さが必要となります。
現在の時計市場は機械式かクォーツかソーラー電波かスマホと連動させたBluetoothの時計が主になっており、コストのかかるGPS時計は難しくなってきてるのでしょう!
今後GPSの腕時計市場はどんどん小さくなっていくサインだと私は思います。