ここ数年で時計の小型サイズが各社から発表されております。
私の中で(メンズ)
ケース径 36ミリから39ミリぐらい 小型サイズの部類
ケース径 40ミリから42ミリまでが ミッドサイズの部類
ケース径 42ミリから44ミリまでが ビックサイズ
ケース径 45ミリ以上は スーパービックサイズ
と個人的に思っております。
もちろんつける人の腕の太さによるので、腕の太い方が45ミリのサイズを着けてもミッドサイズに見えたりするのは当然ですし、腕の細い方が42ミリの時計を着けると、かなり大きなビックサイズに見えることも当然です。
また、一般的にダイバーズの時計は、視認性を良くするために大きなダイバーベゼルが付くので、女性用でも大きくなるのが当然です(小さいく見え難い物はダイバーズとして意味がないのです)
そしてパイロットウォッチにも大切な視認性の確保のために、割と大柄なモデルが多いのが特徴です。
一般的には40ミリから44ミリあたりが多いのではないでしょうか!
でも今回ご紹介するモデルは、38.5ミリというサイズでしかもパイロットクロノグラフという時計です。
左側2本がSinn356シリーズ、そして3針モデルが556シリーズです。
この3本共にケースサイズが38.5ミリ
クラシカルな文字盤に横目のバイカウンター、アラビア数字、 インデックス針共に象牙のようなクラシカルな色合いであえてのカレンダーレス仕様
Sinn356 FLIEGER KLASSIK AS.E 価格550,000円+TAX(605,000円税込)
こちらは末永い定番モデル、縦目の三つ目クロノグラフで、日付、曜日(ドイツ語表記なのが渋いです)付き
Sinn356 FLIEGER 価格440,000円+TAX(484,000円税込)
風防は共に強化アクリル風防で、ケースもマット仕上げの艶消し、リューズはねじ込み式で20気圧の防水性能を誇ります。
※ 強化アクリル風防は、サファイヤガラスに比べて傷が付きやすいのですが、割れにくく、傷もコンパウンドである程度消せることが出来ます。クラシカルなモデルにはやはりこの風防が似合いますよね!
ジンの時計は元々、戦時中のドイツ軍パイロットであったSinn(ジン)さんが立ち上げた時計メーカーです。
この356は飾り気や豪華さはありませんが、実用的で洗練されたパイロットクロノグラフだと私は思います。
38.5ミリサイズでこれだけの存在感もある時計はなかなか存在しないと思います。
※ ケース横に穴が開いており、バンド交換の際にはその穴に工具を押し込むだけでバンドの取り外しができるのもクラシカルな時計の特徴です(昔のROLEXなども実はケースの横に穴ありました)
38.5ミリの誘惑に負けて私も1本Sinn356を持っております。