珍しいモデルSinn717を納品させて頂きました
Sinn717 パイロットクロノグラフは2021年に発表されたNEWモデルです。
まだ日本には10本足らずしか納品されていない時計ですが、常連のF様に納品させて頂きましたので皆様にも少しだけご紹介させて頂きます。(限定モデルではありませんがこの時計は製造本数も非常に少ないのです)
このsinn717のインスピレーションとなったのはドイツ空軍トルネード戦闘機の為にSinnが1970年後半に開発したコックピットクロノグラフ、Nabo17ZMです。
モデル717にもストップウォッチはセンターのオレンジ針で搭載され(センター4針の特殊クロノグラフ)、SinnのSZ01ムーブメントが採用されております。ケースには時計の外側からスムーズに操作できるインナーパイロットベゼルを装備(カウントアップ式)、暗闇や光条件での悪い場所での視認性も良いのがこの時計の特徴です。
ケース径は45mmと決して小さな時計ではありませんが、ブラックハードコーティングを施したテギメントケースと合わせた文字盤のデザインではそんなに大きく感じません
※ 皆様に良くご質問頂きますが、テギメント加工を施したブラックでも使用してくればいずれエイジング(色落ち)されてきます。でもエイジングもパラパラと塗装が剥がれるようなことはなく、使いこまれたカメラのようにエッジ部分や良く触る所から薄くなっていく感じですので使えば使うほどエイジングを楽しめます。
この堂々としたSinn717のデザインにセンター4針の特殊なクロノグラフの組み合わせが素敵です(通常クロノグラフはセンター3針で、60分計や30分計、12時間計はサブダイヤルで表示されます)現在普及しているムーブメントでは出来ない構造で、SinnのSZ01のようなムーブメント(SZ01は製造中止で名機と言われたレマニア5100の進化形です、たぶん現在の他のメーカーでは殆ど作れないと思います)
↑F様の腕に合わせて頂きました画像です(F様の腕はそんなに腕は太くないのですがバッチリサイズです)画像ありがとうございました。
45mmケースサイズの割に腕に着けた状態でもガタガタとふらつきません。これはラグとレザーストラップの相性が良いせいでしょうね!
Sinnのコンセプトはやはりパイロットウォッチからきておりますので、高価なドレスウォッチやラグジュアリーウォッチには無いSinnのこだわりが伺えますね。
F様ご協力ありがとうございました。
モデル Sinn717
自動巻き(SZ01)、テギメントケース、ドライテクノロジーシステム、20気圧防水、インナーパイロットベゼル、サファイアガラス
※ Sinn717 などHPにご紹介していないモデルでも取り寄せ可能です。また日本に無い際は、ドイツオーダーしますので何か興味のあるモデルがございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ!